Thursday, April 17, 2008

Semana Santa(Córdoba)

早速コルドバ編をアップしたいと思います。
ダビッドのいとこ家族がコルドバに住んでいるので、一泊お世話になりました。
7歳(アリシア)と9歳(ラウラ)の女の子がいて、なぜか私は二人にとても好かれました。

これがアリシアちゃん。

コルドバもトレドと同じように旧市街がぐるっと城壁で囲まれています。この門をくぐると旧市街。
コルドバで印象的だったのはこの白壁とその壁に飾られているカラフルな花。
これがいとこ家族。旦那さんラウレアーノがダビッドのいとこ。で奥さんアナと子供たち。
後ろの川はアンダルシア第一の都市、ゼビーリャまで続いているグアダルキビール川。

ちびちゃんたちも夜遅くまで観光に付き合ってくれました。そして最後まで元気元気・・・
これは着ていたコートをどれだけ高く投げられるか・・・という遊び。


こういう結果になりました。
次の日は天気に恵まれました。これはこのあたりの家には必ずと言っていいほどあるパティオ(中庭)で撮影。どの家もお花できれいに飾り付けをしているので、見学自由。

コルドバで一番の名所はメスキータと呼ばれるイスラムとキリストの文化が混在する巨大モスクです。その昔、キリスト教の教会の跡地にイスラムの王がモスクを建設・・・その後どんどん増築が行われ規模を広げていきました。そして13世紀のレコンキスタによってまたキリスト教徒の手に戻るのです。その後このモスクはキリスト教の大聖堂として転用されました。

と言うことで、中に入ると・・・すばらしいイスラム建築・・・そして中央にいきなりキリスト教のカテドラルが現れます。
この下の写真はミフラブと呼ばれるイスラム教の聖地メッカを指し示す目印。
建物の中には約850本もの円柱が存在するそう。赤レンガと白い石を組み合わせて作られています。

そして最後のこの一枚は中央のキリスト大聖堂で取った写真。ゴシック、ルネッサンス、バロック様式が工事中の時間の流れとともにすべて使われているそうです。





Semana Santa(Granada)

半月ぶりの更新です。
カメラの中にずっと入っていた写真を今朝ずっと整理していました。
そしてやっと旅行の写真をアップしたいと思います。

3月の終わりに会った一週間のお休みSemana Santa(聖週間)。
ダビッドの実家を拠点にJaén(ハエン)の他にGranada(グラナダ)とCórdoba(コルドバ)に一泊ずつ旅行をしてきました。

今回はGranadaの旅を振り返りたいと思います。
下の写真は街を見下ろす丘の上から取った写真。世界遺産にも登録されているイスラムの香り漂うアルバイシン地区の家々(白い家)が見えました。

グラナダと言うより「アルハンブラ宮殿のある街」と言った方がぴんと来る人の方が多いのではないでしょうか。イスラム建築の最高傑作とも言われているこの宮殿。ぜひとも見たいと思ったのですが、休み中は人であふれているので前もって予約をしないと一日中チケット売り場で待つことに・・・
ということで今回は宮殿が最も美しく見えるポイントから眺めることにしました。次回は絶対宮殿の中を見学したいです。(私たちの後ろに見えるのがアルハンブラ宮殿)

アルバイシン地区でアラブ系のティーハウスに。白壁の家々が立ち並ぶ中に石畳の細い道が迷路のように入り組んでいて、どこかイスラムの国にいるような気持ちになります。このブルーのガラスのビンは「水たばこ」といわれるもので、どのような仕組みかわからないけど、パイプを通して煙を吸うらしいです。私たちは誰も試しませでしたが、容器の柄が一つ一つ違ってきれいでした。

これは夜のアルハンブラ宮殿。写真ではよくわからないけど、ライトアップされてきれいでした。

これは大聖堂中の様子。規模がすごかったです。ステンドグラスとか、パイプオルガンとか・・・絵画とか・・・すごい豪華でした。

ダビのお姉さんマリロリも一緒に観光に付き合ってくれました。
スペインでは日差しの強さが半端じゃないので、サングラス必須です。私のサングラスはなぜかダビッドに「オノ・ヨーコグラス」と名づけられました。いや、でも私このまま髪が伸びたらオノ・ヨーコまっしぐらだ。
ある家の門。ねっ、スペインじゃないみたいでしょ?
紅茶市場。いろんないい匂いのお茶を購入。
アルカイセリアという小道。アラブ時代はここが絹織物取引所だったそうです。今は観光客目的のお土産屋さんであふれています。
ねっ、とてもカラフルでしょ?

グラナダは見所盛りだくさんでした。今度家族や友達が遊びに来たら絶対にもう一度行きたいです!
次回はコルドバ編。お楽しみに。