さて、大分更新が遅くなりましたが今回初めて埜愛を連れての長時間フライト、皆から「どうだった~?」と聞かれるので、その様子をここに記しておこうと思います。
今回は機内でスチュワーデスさんにいろいろとお世話になることを想定して、一番安心できる日系で帰りました。JALでマドリッドーパリ、パリー羽田、羽田ー千歳という20時間の旅。
マドリッド発が朝7時とかなり早いスタートだったので、4時半にまだ寝ている埜愛を起こしタクシーに乗って空港まで辿り着きました。普段朝8時くらいまでは寝るので、移動中は抱っこひもで熟睡。フライトの時間も近づき、今回お留守番のダビパパが「行ってらっしゃーい(涙)」と熱烈キッスをするも、埜愛は目を覚まさず、そのままパリ便出発!
上のような状態で、パリまでの2時間ずっと寝ていてくれました。離陸、着陸の時に気圧の変化で耳が痛くなってぎゃん泣きする子供もいるということで心配していましたが、身動き一つすることなく抱っこひもの中で寝ていました。(耳が痛くならないように、その間授乳をすると良いそうです。でも、埜愛の場合はぐっすり寝ていたのでわざわざ起こしませんでした。)
シャルルドゴール空港に着陸すると同時に埜愛がやっと起きました。そしていつものように目覚めるとすぐ顔を真っ赤にして踏ん張りだし、ぶりぶりぶりっと(失礼)大きな音を立ててうんち!!しかも大量なご様子・・・・(隣のスペイン人のおばちゃんは微笑んでくれました。)着陸後、飛行機が完全に停止してドアが開くまでかなりの時間がかかったので、おむつからはみ出しやしないか??とひやひやしましたが、無事でした。友人からパリの空港にはマカロンが有名なラデュレというお店があると聞いていたので、「よし!そこでちょっと買い物して~」なんて考えていましたが、恐るべしシャルルドゴール空港・・・うわさ通り広い。歩けども歩けども乗り換えの搭乗口に辿り着かず、乗り換え時間が一時間くらいしかなかったので最後は小走り。おっしゃれーなパリの空港では結局埜愛のうんち換えをしてタイムリミットとなりました。
そして次はパリから12時間の空の旅。飛行機に入るときれいな日本人のスッチーが笑顔で迎えてくれたので、もう日本に帰ってきたかのよう。。。。席は前から予約していたバシネット(ベビーベット)が取り付けられる一番前列の真ん中でスペースが広い!!隣に座ったのは同じように10カ月の女の子を連れて里帰りする日本人女性!バルセロナ在住ということで話も合ってとってもラッキーでした。
しかし、パリまでぐっすり寝た埜愛はもう眠いはずもなく・・・羽田に着くまでの12時間、バシネットで寝てくれたのは30分×3回・・・・。母ぐったり(笑)。
バシネットで寝た幻の写真です。隣の女の子は全部で5時間くらい寝ていました・・・・。うらやますぃー。
眠いのにぐっすり眠れない・・・・という感じで、ぐずり出す→抱っこひもに入れて客席の間をぶーらぶら→埜愛がうとうとする→バシネットにそぉっと置いてみる→目が覚めて泣き出す→授乳→振り出しに戻る。
これが何度繰り返されたことか・・・。はい。埜愛も最後には「もうおっぱい、いらないです」という感じで、私の最終兵器=おっぱいも効かなくなったらどうしよー。あちゃー。と思っている間に羽田に着きました。なんと羽田に着陸すると、ウトウトしだす埜愛。「おい、娘よ。タイミングばっちりだよ。。。とほほ」
ということで長時間フライトでは「今回はどんな映画が見られるのかなー」なんていう心配はまったくしなくてよくなりました。でも埜愛のお世話で忙しくしていたので、ほんとに12時間があっという間に感じられました。それは良い点かも。
そして羽田から千歳まで・・・ここはぐったり疲れたのか、寝てくれました。
という感じで初めてのフライト経験を終えました。
千歳に着いて両親の顔を見て、ほっとした事は言うまでもありません。やり遂げた達成感でいっぱいです。
札幌では、両親、親戚のおばさん、おじさん、友達のおかげで本当にゆっくりくつろがせてもらっています。
そして埜愛をすごく可愛がってくれる両親を見て、大変だったけど帰ってきてよかった!!とうれしい気分に浸っています。