Monday, December 6, 2010

日本語生徒を招いて、恒例クリスマスパーティー

さて、もう12月。2010年もあともう少しでおわりですね。
スペインに来て始めた日本語教師の仕事も、3年近くになります。
去年思いついて、始めた生徒を我が家に呼んでのクリスマス会、今年も行いました!!
(去年の様子はこちら)
今回は7人の生徒が来てくれて、日本人の友達も6人お手伝いに来てくれました。


この小さな家に、私達入れて15人。食べ物や飲み物はセルフサービスで、楽しくおしゃべりをしたり、ゲームをしたり。皆喜んでくれたようです!
今回用意した日本食は、ポテトコロッケ、カレーコロッケ、たこ焼き(友達にたこ焼き機を借りて!)、いなり寿司、焼き鳥、そしてデザートに白玉&あんこ、またはココナッツミルク。
友達からの、巻き寿司、餃子、焼きそばの協力もあり、今年も大量に、おいしい料理が並びました。

どの料理も好評で、驚いたのが「あんこ」をおいしい!!といって気に入った生徒がいた事です。気に入った二人はベネズエラ人とペルー人で南米では黒いお豆を甘く煮てご飯と食べる習慣があるからだそうです!!勉強になります。

今回、私が用意したゲームは、利きビール(日本のビール3種と、スペインのビール2種を用意して)、日本の調味料の味を目隠しして当てるゲーム、(わさび、うめぼし、みそ、しょうゆ、ゆず胡椒を使いました)、そして伝言ゲーム(上の写真はその時の様子)、そして最後に日本についてのクイズです。

この上も伝言ゲームです。ちょっと不思議な光景・・・(右は生徒で目隠しに使った日本のハンカチが気に入ったよう。)

伝言ゲームはスペインには無いようで、最初に日本人が見本を見せたりと、すごく盛り上がりました。

3グループに分けて、全てのゲームを終えて賞品をあげたりと(我ながら、用意がいいなぁと関心)
思いっきり笑って、たくさん食べて、ほんと楽しいクリスマス会でした!
来年も開催できるといいです~。
それでは、ちょっと早いですがメリークリスマス&ハッピーニューイヤー!!

Saturday, November 13, 2010

タイル絵付け教室、季節の作品

皆さん、最近いっそう寒くなってきましたね。マドリッドでは朝方、霧が町一面を覆っており「ここはロンドン??」というような錯覚に陥ります。
やっぱり、スペインは真っ青な雲ひとつ無い空がぴったりです。あれだけ「暑い~!」と叫んでいた夏が恋しくなってきました。

さて、タイルの絵付け教室ですが、毎回本当に楽しく受けさせてもらっています。
現在取り組んでいるのは、8枚の幾何学模様のタイルを合わせてつくるお盆ですが、その前に季節の作品ということで、「クリスマスプレート」に取り組みました。

出来上がりは満足です。(先生の作品を横に並べると、かなり完成度が低いですが・・・)
大きさは20cmX20cmくらいで、チョコレートや飴なんかを入れたら良いんじゃないかな?と今から使うのが楽しみです。

お盆の次は、「ウェルカムボード」を作ろうと思っていますー。
先生は新しい作品をどんどん仕上げていらっしゃって、それを見るたびに次はこれが作りたい!と思うわけです。

私はクリエイティブではないので、自分から新しい絵柄を考えるのは不得意ですが、塗り絵のように決まったところに決まった色を入れていく絵付け作業は大好き!先生が日本へ帰国されるまでの間、あと何作品できるでしょうか!?

市の文化教室で行われている陶芸教室でも、粘土を縄上にして積み上げていく基本的な壺の作り方を習い、次からはタイルの絵付けに入りますー。こちらでは、地元のおばちゃん、おじちゃん方に混じりながら、仲良くやっています。スペイン語の練習にもなるし、良い感じ。

Monday, November 1, 2010

サフランの収穫

久々の更新です。
今週末サマータイムが終わり、時計を一時間戻しました。(7時くらいに日が暮れていたのが、今は6時に日が暮れるようになったと言う事です。)スペインの夏は日が長くて有名ですが、10時過ぎまで太陽が出ていたのが、この時期になるとサマータイム終了も重なって突然日が短くなったようで、とても寂しく感じます。
気温も大分下がって、日中は18度くらいまで上がるものの、朝晩は5度くらいで冷えます。本格的な寒さはこれからですが!

さて、最近面白いイベントに参加しました。マドリッドのインターナショナルクラブに所属しているのですが、そこが企画した「サフラン収穫ツアー」に行って来ました。日本料理にはあまり馴染みのないサフランですが、スペインへはイスラム諸国から伝わって今ではスペインの代表料理パエリアにも使われているものです。

サフランと聞いて、あの赤い粉は何が原料なのか知っている人はそういないと思います。
実はサフランはこの下の花のめしべの部分なんです。

サフランの収穫は一年にたった一日で、早朝に行われます。マドリッドから南に一時間、ラ・マンチャ地方にあるMadridejoという小さな町までバスで向かい、その貴重な収穫の様子を見せてもらいました。

畑一面に咲く、ラベンダー色の小さい花。収穫は全て手作業。3,4人で列に沿って収穫していきます。

バスケット一杯お花を集めても、サフランとなるのは花の中心にある3本のめしべだけ!!1キロのサフランを取るには、なんと35万個の花が必要だそうです。

収穫の様子・・・これで、サフランが高価な理由がわかりました。収穫見学後、市内にあるサフラン博物館で更にサフランについて勉強。帰りにお土産に2瓶サフランを購入しました。一瓶、1g入りで6ユーロでした。

博物館のパティオでは、おばあちゃん、おじいちゃんが収穫されたサフランの花のめしべを採取していました。なれた手つきで、次々とめしべだけをきれいにとって行き・・・一人一人おわんの中に入れていきます。
私もめしべ採取のお手伝いをしてみましたが、10個や20個だったら楽しいものの、これを何時間も続けるのは本当に大変な仕事!おじいちゃんおばあちゃんは慣れたものか、手ばかりでは無く、口も大いに動かしておしゃべりに花を咲かせ楽しそうでした。

Friday, September 24, 2010

陶芸体験

この夏の日本での話しに戻ります。
以前からやってみたかった陶芸体験にダビと行ってきました。

実は母のいとこが陶芸家で、江別市に陶芸教室でアートが学べ、広大な畑で農業体験ができ、レストランでは素敵な陶器の器で新鮮な自然の恵みを味わえるという、お腹も心も満たされる空間「風の村」をやっています。

ホームページより、

風の村のテーマは自然、農業、芸術、学びです。
陶芸工房アトリエ陶を中心に陶芸制作販売、陶芸教室など、レストラン食祭を中心に農産物の販売・加工販売、農業体験、また小学生対象のアートキャンプ、コンサートなどもの作り・体験を中心とした活動を行っております。

札幌の皆、興味があればホームページを見てねー。
子供も楽しめるよー!

さてさて、私たちの陶芸体験の様子から・・・

まずは陶芸家金井さんがあっという間に器の形に仕上げていくのをみながら説明を受け・・・・「おっ、これならできるぞ!(かなりの自信)」といざ本番!手動のろくろを使いながら指で少しずつ自分の作りたい形に仕上げるのですが、見ていると簡単そうなのに、やってみるとぜんぜん思うように進まない・・・私の場合は口は動くが、手は動かないと言うやつで、金井さんとのお話の方を楽しんでしまっていました。その間、ダビはもくもくと湯のみ??を作り上げていきました。

さーて、おしゃべりはこのくらいにして本気をだすぞ!!
途中何度も金井さんに助けてもらいながら、なんとか形になってきました。
内側から、そして外側からかける力が均等にならず・・・なんども波打つ私のお皿・・・。
金井さんはその間も「あ~あ~」とプレッシャーをかけてきます。(冗談で)

看板犬のゴールデンちゃんも私たちの作品にはため息ばかりで、「だめだこりゃ」とお昼寝してしまいました。

最終的に、私は大皿1枚とお茶碗1つ、そしてダビは湯のみひとつと大皿を作らせていただきました!
最後に自分の好きな色を選んで、後日出来上がってくるのを楽しみにすると言う感じです。
陶芸家の金井さんは本当にしゃべりやすくて、面白い方で、おしゃべりだけで時間が経ってしまいます・・・。
帰りに、思いがけないプレゼントを頂きました。白い素敵なお皿2枚。
体験後は両親が迎えに来て、その後そこのレストラン「食祭」で一緒にランチをしました。
私はハンバーグセット、ダビは夏野菜カレーを食べました。どれも新鮮な野菜がたっぷり入っていて、そして金井さん奥さん手作りのおいしいパンと一緒に。あぁ幸せなひと時。(器はどれも金井さんが作ったもの)
レストランの入り口には地元で取れた新鮮な野菜や、豆腐などを販売しています。
レストランの前で。久しぶりに泥遊びをしたような感じ(あの泥の感触は病み付きになります)、そしておいしいご飯で、元気をもらってきました!!また札幌に帰ったら、伺います!!

マドリッドに帰って、早速頂いたお皿を使っています。
この日はダビ特製のバジルソースのパスタ!!白い器に映えますねー。ブルーのコップも金井さんの所のです。


芸術の秋

さて、知床旅行記楽しんでいただけましたでしょうか?

日本の記事を続けてアップする前に、最近始めた「スペインタイル絵付け教室」についてお話します。
スペインタイルと言って一番先に思い浮かぶのは、あの「アルハンブラ宮殿」の幾何学模様のタイル。 誰もがあの素敵なタイルに目を奪われます。

調べてみると、スペインにタイルが伝わったのは8世紀初頭で北アフリカのイスラム教徒がイスラム建築と共に伝えたということです。タイルの絵柄は当初イスラムの幾何学模様が中心でしたが、その後スペイン独自のスタイルが形成され、今ではいろんな柄があります。

スペインに住んでみると、タイルが生活に密着していることが良くわかります。
家の中の装飾、キッチンやバスルームの壁がタイルだったり、外に出ると道の名前が書かれている標識、店の看板、公園のベンチ等にタイルが使用されていたりします。

友人にクラスを紹介してもらい、週に1度クラスに通い始めました。今現在4回目。3時間ほどのクラスですが、作品に集中しているとあっという間に過ぎていきます。

第一回目の、お試しクラスで作ったミニ鍋式。早速母にプレゼントしました。

そして第二回目は、掛け時計を作りました!(白壁に映えるでしょ!)

そして現在 3作品目にして、少し大掛かりなものを作っていまして・・・8枚のそれぞれ違う柄のタイルを敷き詰めて、「食事を運ぶトレイ」になる予定です。現在まだタイルが2枚目なので、まだまだ先が長そうです。
毎回教室を楽しみにしているのですが、先生が来年の春には日本に帰国されるということで残念です。
日本でもお教室を持っていらっしゃる先生で、ホームページもあります。東京なので、東京の皆、興味があれば覗いてみてください!!
10月からはマドリッド市の文化教室で陶芸も習いに行く予定です。気ままな主婦生活ですんません。

Sunday, September 19, 2010

思い出の知床旅行2010

さて、皆さんも私の更新のリズムに慣れて来たでしょうか・・・・。

あまりに更新されないので、「無事か??」というメールさえちらほら頂きます。

日本の写真一気にここでアップしていきます。
まずは両親に連れて行ってもらった「知床旅行」編です。

Davidも知床の名はガイドブックで見ていて、世界遺産ということでとても楽しみにしていました。
まずは、今井家の旅行に付き物の「ご当地ソフトクリーム」です。今回は父が知り合いから「日本一おいしいソフトクリームだ!」と聞いてわざわざ寄り道をした深川の道の駅、その名も「ライスランド」のソフト!!

うん、その噂どおりミルクの味がしっかりしていておいしかったです。
(午前中からソフトクリームをほしがる今井家に付いていけないダビちゃん。)

知床へ向かう途中、私のリクエストで網走にある北方民族博物館を訪れました。ダビが「アイヌ民族」について質問してくるので、こりゃあなんとしても博物館に連れて行くしかないと思いまして・・・。

ここの博物館はアイヌ民族だけではなく、イヌイットや北方圏に暮らす人々の文化の展示をしていました。
いきなり入館すると目の前にマンモス君が立っています。
トーテムポールもあるよん。

そして、知床到着!今回は豪華なバイキングのCMに惹かれて知床第一ホテルへ~。

お部屋は和洋室で、全面オーシャンビュー。夜のバイキングも、和・洋・中どれもそろっているわけですが、私たちはほとんど「蟹」でお腹一杯。ダビもお腹一杯蟹が食べれて大満足。デザートもしっかり、チョコレートフォンドュをお代わりしにいっていました。

次の日の目玉は知床半島のクルージング。朝8時発の船に間に合わせるため、6時起床で朝風呂、朝食をすませ、いざ出陣。ゴジラ岩観光さんの看板犬、みさきちゃんにメロメロのお父さん。

その名もカムイワッカクルーザーでGO!

冬は流氷ウォーキングっていうウェットスーツを着て、流氷の上を歩いたり、クリオネをみたりするツアーもあるそうです。詳細はこちら・・・・

約一時間のクルージング。船長さん自ら滝や野鳥の解説をしてくれます。これはどの滝だったかなぁ。
カムイワッカの滝(アイヌ語で神の水)や硫黄山、そして運がよければヒグマも見ることができます。
私達はヒグマは見られませんでしたが、たくさんの野鳥が居ました。
早朝のクルージング、気持ちが良かったです。知床へ行く方は是非お勧め。

さて、早いもので最早知床を後にします。下の滝は「オシンコシンの滝」ですアイヌ語で「川下にエゾマツが群生するところ」だそうです。
その後、2日目宿泊予定地の釧路へ向かいます。
途中、摩周湖を見学。霧の摩周湖で有名ですが、今回初めて晴れ渡っていました。


その後またアイヌ関連ですが、阿寒湖にある「アイヌコタン」へ行きました。ここではアイヌ民芸品屋さんやアイヌ料理屋さん、そして民族舞踊が見れる場所もあります。私達は早速お土産探しに~
素敵な木彫りのアクセサリーやストラップを購入しました。
この晩は写真が無いのですが、釧路に一泊。夜は両親が30年前に釧路に住んでいたときに良く行ったという炉辺焼きやさんでの夕食。古い店内にはお客さんがびっしり。でも並んで入った甲斐がありました。ほっけの身の厚いこと!!ホタテやイカ、そして野菜類を炭火でちょうど良く焼いてくれます。炉辺焼き暦50年くらいのおばあさんがじっくり、じっくり焼いてくれるのですが、その真剣に取り組むおばあさんの姿にダビはすっかり心を奪われていました。
そして最終日は札幌に帰る途中、池田町のワイン城へ寄り道をしました。
ワインテイスティングもして、気分上場。
お昼はこれまた池田町で、ロッジ風の素敵なイタリアンレストランでとりました。
北海道自然が一杯です!
こうやって、大分時間がたってから振り返ってみると色んな事を思い出しました。
二泊三日で、たーくさんおいしいものを食べて、観光して・・・すごく良い思い出になりました。
両親に大感謝!!!

Monday, September 6, 2010

ひざガクガク・・・

さーて、また気合を入れてブログ更新します!

日本滞在中の写真を整理中なので、その前に昨日行って来た登山の写真をアップします。
去年スペインで登山の楽しみにはまった二人ですが、今年も少し涼しくなってきたので早速行ってきました。
マドリッドから列車で一時間ちょっとのところにあるCercedillaという駅で下車、そこから更に登山列車に乗って上を目指すことは出来るのですが、今回はCercedilla駅から歩けるコースを選択しました。

まだまだ暑いかなーと恐る恐る帰ってきたマドリッドですが、思いの他涼しくすごしやすい日々を送っています。湿気の多い日本から帰ってきたからなのか、この乾燥した空気がやけに気持ちよく感じるのです。
日本ではいつまでたっても乾かなかった洗濯物が、スペインでは1時間もすればカラッカラに・・・・。

そんな秋晴れの日の登山。最初は気持ちねぇーと余裕の私でしたが、アップダウンの激しいCercedilla...2時間くらい経つと、「ねぇー休憩。」「ちょっと、歩くの早いよ。待ってー」とダビにブツクサ文句を言い。3時間も歩いた頃にやっとすばらしい景色を眺めることが出来ました。

気候が全然違いますから、日本の山とは全然景色が違います。岩が多くて、木は松の木ばっかりだったなー。
余裕の微笑み、ダビさん。
無理やり微笑む私。疲れすぎて、眠気も襲っていました。
頂上には岩にさまざまな詩が書かれていたり・・・これはAntonio Machadoというスペインの有名な詩人作品。意味は?って。さて、はぁ。
こんな断崖絶壁の所にも!!これはこの山を愛した地元の詩人の作品らしいです。しかし、こんな危険な場所に詩を彫るなんて、命知らずですなぁ。
そんな登山、この頂上がゴールではなく・・・登りがあれば、やっぱり降りもあるわけで、そこから1時間以上かけての下山をしたわけです。
それがすごく急な坂で、岩もごろごろ転がっている足場の悪い道で・・・・何度か「死ぬっ」と思いました。はい。
最後には足ガクガクでしたが、無事帰還できたので良しとします。
これにもめげず、また挑戦したいと思います。やっぱり、「そこに山があるから」登りたくなるんでしょうね。

Friday, September 3, 2010

マドリッドに戻りましたー。

今年の夏は札幌の実家にDavidと丸1ヶ月お世話になっていました。日本で会えた皆さん、久々の再会うれしかったです、また来年も会えると良いねー。そして、会えなかった皆さん・・・・里帰りしていたのもお伝えせず失礼しましたー。今回はDavidと一緒に帰国したと言うこともあり、道内旅行やら、家族行事を優先させていただきましたー。また次回お会いしましょうー。


さてさて、この1ヶ月札幌で何をしていたかと言いますと・・・


①両親と知床へ二泊三日旅行

②お墓参り&外で焼肉

③おばあちゃんに会い行く。

④友達と滝のすずらん公園へ

⑤ダビッド、日本語夏期講習2週間

⑥陶芸教室に参加

⑦姉夫婦も加わり、函館旅行

⑧アサヒビール園でジンギスカン


その他は毎日のようにおいしいものを食べて、今回来てすぐ購入した自転車で近所をぶーらぶらしていました。


自転車は前々から中古自転車屋さんを調べておいて、かなり家からは遠かったのですが、そこまでわざわざ行って2台購入し、家まで配送してもらいました。

そこで初めて知ったのですが、「日本の自転車の規格っていうのは、日本人の標準体重60kgから70kgに合わせて基本設計されている」ということらしく、自分の身長に合っていない自転車をギリギリまでサドルをあげて乗る場合、体重がそれ以上だとサドル自体がグニャと曲がったり、ぽっきり折れることがあるそうな・・・。それ以上の体重の人はSpecialな強度の自転車を購入する必要があるということですが・・・そんな自転車に体重制限があるなんてほとんどの人は知りませんよね。


日本の自転車って26,27インチくらいが普通なので、まぁダビだったら27インチかなぁと自転車を選んでいると、おじさんがやって来てDavidを見るなり「28インチでも小さいねぇー」とつぶやくじゃないですか。そうすると上記のような説明を受け、必然的にDavidはそのお店に残っていた28インチの2台から選ぶことに・・・。おじさんによると、「つい最近、体格の良い外国人が27インチの自転車を買って、乗って帰るというところで数メートル走ったら、サドルが折れたので戻ってきた」と言うではありませんか・・・。恐怖におびえるDavid。


と言うことで結局、私は4500円の27インチ、ダビは7500円の28インチの中古を購入。


次の日には到着して、ルンルンと平岡を風を切りながら走り回りました。久々の自転車、気持ちが良かったです。


しかーしこれには後日談がありまして、

日本語学校へ通うため、ダビは地下鉄の駅まで自転車を使っていたのですが、ある日「パンクしたー」と申し訳なさそうに帰ってくる彼。中古とは言え、購入の1週間後!!

自転車修理やさんに来て貰って、修理を頼むとなんと「タイヤごと丸々交換」ということで6000円近くかかりました。修理やさんによると、タイヤが古すぎて最初からたくさんの亀裂が入っていたということ。私の自転車も念のため見てもらうと、同じ様にタイヤに無数の線が・・・・。近いうちに修理が必要と言われ・・・がっくり。


これから中古の自転車を考えている皆さん、購入時に良くタイヤの状況を見たほうが良いですよ。

私たちは「安いし、エコだね!」と思って飛びついたのに、修理代を入れたら新品を買ったほうが良かったという状況になって大後悔しました。


それでも、自転車があって今回の滞在はすごく快適でした。

マドリッドでもほしくなっちゃったなぁー。こっちだと盗難がひどいので、どこでも停めて買い物など出来ませんが・・・。


アサヒビール園で「かんぱーい」

Monday, July 26, 2010

みゆきちゃん家の別荘で夏祭り!

日差しの強さは増す一方ですが、ここ数日朝晩は涼しい風が吹いています。
窓全開で寝ていると、朝方のどが痛い・・・なんてことになるので気をつけなければいけません。

さて、今週末友達のみゆきちゃん夫婦に誘われてマドリッドからバスで一時間半くらいのところにある別荘に招待してもらいました。素敵なプールつきの一軒家で、総勢20人くらいでビールを片手にBBQ。
途中、みゆきちゃんの友達のブラジル人が「カイピリーニャ」というライムのカクテル持参で来てくれて、お酒が回る回る・・・目も回る。

こちらは日本のように気軽にホットプレートで焼肉~という習慣が無いですし、こう外で焼肉となるとお庭がある一軒家でしか出来ません!貴重な経験~!!今年の夏の思い出になりました。ありがとう。
マリオ君も参加。大人が騒いでいる間、ずっとおりこうさん。手をしゃぶりだしたのは「お母さん、そろそろミルク」のサインだそうです。

Monday, July 19, 2010

久しぶりにホームパーティー

アメリカから戻って、初めてのホームパーティー。
送風機と扇風機しか無い家なので、お客さんにはこの家の暑さは申し訳なかったですが・・・

久々のパーティーメニューは、
前菜3品、マンゴーサラダ、ダビ特製インドカレー、そしてレアチーズケーキにしました。
喜んでもらって、何よりです。

しかし、こう何回もパーティーを開催してきますと、慣れてくるもので・・・昔は一日中家の掃除や料理をしていましたが、今や1~2時間でパッと準備ができるようになりました。ダビとのチームワークも良くなってきて、「あっ、次オーブン使うな・・」「じゃ、余熱しとくか・・」とかそういう何も言われなくても、相手の次の行動が読めるようになってきました。すごっ。
さて、今回のゲストは3組。まず一組目は3ヶ月のベイビーを連れて、麻希子さんイスマエル夫婦。
ベイビーの名前はマリオ君。ほんとハンサムでおりこうさんです。
そして一番奥が芳実さんスチュアートさん夫婦。右奥が、周ちゃん、よしくん夫婦。まー良く食べて、飲んで、喋りました。この騒音の中で、マリオ君はぐっすり眠ってくれました。ふふ。

そして最後に、うちもベイビーが生まれたらこんな感じ??うーん、きっとうちの子はもっとでかいんだろうなー。

ブラジルからのお客さん

すっかり、ブログから遠ざかっていました。7月に入って夏本番なマドリッド。
いいかげん、来年くらいにはエアコン完備の家に移りたいんですが・・・毎年そんなことを言いながら、スペインに来て、3度目の夏をすごしています。

ワールドカップ真っ最中の頃、ブラジルからお客さんを迎えていました。
台湾時代の友人、ジャックリーン(写真左)
彼女は台湾人の両親を持つ、ブラジル生まれブラジル育ちで、あの頃は台湾で中国語を磨きながら自分のルーツを探していました。その彼女も、私と同じく2007年に台湾を離れ今はサンパウロでバリバリと仕事をしています。彼女、弁護士。

マドリッドで会議が入った!とうれしい連絡をもらい、その週末うちに泊まりました。
スペインは初めてだった彼女に、色々と見せたくて町中を歩き回りましたが、この暑さで二人ともバテバテ。写真は私のお気に入りタイレストランで。写真右は、Aya・Luciaさん。彼女も日本人の両親を持つ、ブラジル生まれブラジル育ち。Luciaさんとはマドリッドの英語を話す人達のクラブで知り合いましたが、これは二人を合わせたら面白いなーと思い。この日は3人でランチへー。二人はポルトガル語で話し始め・・・スペイン語に似ているので聞いていると半分はなんとなく分かるような・・・不思議な体験~!
私とLuciaさんは日本語で、そして私とジャックリーンは英語そしてたまに中国語で話したり・・・最後は全員がわかる英語になったりと、とっても素敵な体験をしました。あー語学ってすばらしー。

JacとLuciaさんは初対面でしたが、Jacの実家とLuciaさんの旦那さんの実家が同じ町にある!と言うことが分かり、最後にはメルアドを交換して「じゃークリスマスには実家に帰るから、会いましょうー」ということになりました。こうやって人がつながっていくところを見るとうれしくなっちゃいます。

それにしても、ブラジル人二人をも圧倒する生粋の日本人の日焼け様・・・・ここまで来ると、誇らしくも思えます。