Thursday, August 28, 2008

el tercer día (三日目)

リスボン着三日目はシントラという隣町に行ってきました。エッグタルトを購入して電車で食べながら1時間弱。シントラは宮殿やお城で有名なところ。シントラの駅から山道を3キロ歩けばたどり着くと言うことでしたが、私たちはバスに乗って15分で到着!楽チン!! バスを降りて最初に向かったのは「Palacio de la Peña(ペーナ宮殿)」。チケットを買って敷地に入ると、お城のような建物が山のてっぺんに・・・お城を見上げながら「もしかして、あそこまで辿り着かなければいけないのね・・」と不安は的中。普通の人は更にチケットを買って緑のケーブルカーで登っていましたが、私たちは「またお金取るの?ぼったくりだー!」と歩くことに。
お城までの道は森の中。マイナスイオンがびんびん発されていました。
坂道はきつかったけど、とにかく無事到着!すごい豪華なお城が少しずつ姿を現しました。
ペーナ宮殿は1836年にフェルナンド2世によって建てられたもの。ドイツから最高の建築士を呼び寄せたと言うことで、建築様式を見るとバイエルン王ルートヴィヒ2世が建てたノイシュバン・シュタイン城を少し思い起こさせます。 ガイドブックで勉強中・・・
この門の上からにらんでいる鬼のような彫刻・・・ほんと恐い顔をしていました。

Monday, August 25, 2008

segundo día(2日目)

2日目は朝からカフェで日本でも流行った「エッグタルト」やらチョコクロワッサンをたんまり食べました。エッグタルトは想像以上においしくて次の日も食べたよ。

2日目はリスボンの西部にあるベレン地区というところにメトロと市電で足を伸ばしました。
美術館を探してさまよっていると「ハヤブサ」と書かれたバイクが。やけに速そう。

国立古美術館。スペインのプラド美術館にはいつも観光客が列をなしているのに、ここポルトガルの国立美術館は人の気配がありませんでした。30分くらい他のお客さんには会いませんでした。ところがびっくり、置いてあるものはすばらしいものばかり!!12世紀の建国から19世紀までの数々の美術品を貯蔵していて、絵に限らず、家具、彫刻、アクセサリー、食器・・・バリエーションがあって面白い!ポルトガルは他の国との交流が活発だったので色んな国からの頂き物もたーくさん飾ってありました。日本の狩野派の南蛮屏風なんかも合って・・・ここでお会いできるとは・・と興奮しました。
美術館からの眺め。
海のある町って素敵。日本だと「磯臭い」気がするけど、リスボンはそういえばあんまり海のにおいはしなかったなー。写真のタイトルー海の男「ダビッド」
次に訪れたのは「発見のモニュメント」。 このモニュメントのモチーフは帆船で、大海へ乗り出す勇敢な紳士達を描いたということ。ポルトガル人が日本を訪れたときもこんな感じだったのかねぇ。 このモニュメント、実は展望台になっていて上に上れます。
上からの眺め。ジェロニモス修道院がきれいに見えます。
むこうには橋もかかっています。
モニュメントの真下のタイルは世界地図になっていました。上から見下ろすと良くわかります。

そして私も日本発見へ行って来ました。ポルトガルは1541年に日本を発見したようです。
そして本日メインイベント「ジェロニモス修道院」へ!!そのまた昔エンリケ航海王子という王子がいたそうな。彼の偉業を称え、またバスコダ・ガマ(あー習った事ある!)のインド航路開拓を記念してエンリケ王子が建てた礼拝堂の跡地に建設された修道院でございます。 まぁ、内も外もすごいこと。そのすばらしさに二人ともお口あんぐりでした。これは海外からもたらされた富によって建てられたということです。
この噴水のライオン?すごく愛嬌のある顔をしていました。
記念に一枚。

はい、つぎぃー!最後に訪れたのは「ベレンの塔」。そのまた昔王様の命令で、船の出入りを監視する要塞として建てられたものだそうな。 塔の中。狭い階段をクネクネ、降りてくる人とすれ違うのも必死でした。ダビ「イケーッ!!」
ここからの眺めは最高よー。
なかなかこの建物細部にこだわってて素敵でした。
ここは大西洋。日本の世界地図だと左端でなんかここで終わり・・・という感じだけど、向こうにはアメリカ大陸があるんだなーと思うと。「うん、地球は丸い」と再認識させられました。

Sunday, August 24, 2008

Viaje a Lisboa(primer día)リスボン(一日目)

三泊四日でポルトガルのリスボンへ行ってきました。いつものようにたーくさん写真を撮ったので公開します。 マドリードからリスボンへは飛行機で一時間。時差は一時間。あっという間に着きました。ホテルに荷物を置いて早速リスボン探検へ出かけました。海に向かって歩いているとどこからか水兵さんが・・・
スペインでは食事の時間がとても遅いのですが、ポルトガルではお昼は12時頃、夜は6時か7時に食べるようです。時計を見ると4時近く・・・開いているレストランを見つけるのが大変でした。ポルトガルはシーフードが有名!!と言うことで私は早速「いわしの塩焼き」を頼みました。おいしかったー。
腹ごしらえをしてから観光へ!リスボンの大聖堂へ。スペインですばらしい大聖堂をいくつも見ているので、二人とも「うーん、きれいだけど質素だねぇー」という同意見に。
ポルトガルのお土産やさん。にわとりの置物とかが有名。
リスボンはとにかく石畳の坂道が多いので、体力を奪われます。疲れたらこのケーブルカーで!

坂道を登ったご褒美に、この景色!海がある景色って本当にきれいですね。誰かが言っていたけれど「魔女の宅急便」にこんな景色が出てきたような・・・。どの家もオレンジの屋根、白壁・・青い海と空とのコントラストがなんともいえませんでした。

サンジョルジェ城からの景色。 歩きつかれて一休み。ビール一杯飲むにも、ポルトガルは安いなーと思いました。
私が頼んだのはオレンジのシャーベット。
「くちばしの家」という名前の建物。
ロシオ広場で。後ろに見えるのは国立劇場。
夕日を見ようとケーブルカーで展望台へ。
まだちょっと夕日には早かったけど、空がオレンジがかってきてとてもきれいでした。
こうして一日目は終了。写真には取りませんでしたが、夜はえび、イカ、アサリ、ロブスター、カニなんかがふんだんに入ったArroz de Mariscoという海鮮リゾットを食べました。おいしかったー。

Monday, August 18, 2008

YAMATO

土曜の夜、ダビッドが前から行きたがっていた日本の和太鼓のグループ「倭(やまと)」の公演を見に行きました。台湾公演を逃してしまっていたので、今回彼らがスペインにやってくる!と聞いて早速チケットをとりました。会場はPatio de Conde Duqueという歴史ある建物の中の中庭で、屋外演奏!!とっても雰囲気がありました。 演奏が始まると、満席の会場がシーンと静まり太鼓の「ドンッドンッ」と言う音が体中に響き渡るのを感じました。その演奏のすばらしいこと!毎年世界中で公演を重ねていると言うだけあって、その技術には目を見張るものがありました。
ふと隣のダビッドを見ると、その演奏に引き込まれていました。そして後から「鳥肌立って、涙でそうだったー」と言っていました。
最後は大歓声に包まれ、2回もアンコールにこたえるほどでした。スペイン人も大満足。なんだか遠く離れた国で自分の国の人ががんばっているのを見ると、とても誇らしい気持ちで一杯でした。
倭のホームページはこちら

Casa de Campo

うちから歩いて15分くらいのところにCasa de Campoという名前の「森」があります。16世紀半ばにフェリペ2世が狩猟場として作った庭園と言うことなのですが・・・庭園というよりも「森」です! 木苺がたくさん生えていて、9月か10月くらいには収穫できそう。収穫してジャムにしたいなー。スペインに来てから、アスパラ狩りにも行ったし、松の実拾いもしたし、今度は自然の木苺。自然からのお恵みを頂いています。 木の後ろに小さく写っているのは野うさぎちゃん。3匹くらいパーっと走っていったんだけど、写真には一匹しか写っていませんでした。「うさぎちゃんのことは食べないから逃げなくても大丈夫よー」
なぜか両手を腰に!自然好きなダビ。
後ろの木、全部松の木です。この日は珍しく曇りでした。そして夜ぱらぱらと雨も・・・何ヶ月ぶりの雨だろう・・・。久しぶりの雨に森も喜んでいましたー。

Thursday, August 14, 2008

Carta de invitación

私どものスペインでの挙式が近づいて来たので、やっと思い腰を挙げて招待状作成に取り掛かりました。日本の方は披露宴をするホテルでばっちりプロフェッショナルな方たちにお任せしているのですが、こちらはもう「手作り」に挑戦してみました。
私はこういう細かいことが好き。まずネットで好きなデザインをダウンロードして、文章を作って・・・っと。それから色画用紙とリボンを購入。ちゃかちゃかーと作ってみました。
うん、手作り感満点・・・・。この画用紙セット、単色じゃなくて色んな色混ざってたから変な色が届いたらすみませーんって感じです。
茶色はこんな感じ・・・。

Mi primera paella

昨日初めてパエリアを自分で作ってみた。前回リナレスに遊びに言ったときにダビのママにレシピをもらったからです。(後ろに見えるのは2種類のオリーブとそしてオリーブオイル。欠かせません) はい、もうワンショット。
うーん湯気が上がってておいしそうでしょー。
さて、出来は・・・、うーんやっぱりダビママのパエリアと何かが違う・・・。
あと私は普通のフライパンを使ったんだけど、端の方のお米になかなか火が通らなくて水を何度も足しました。うーん、やっぱりパエリア用の鍋じゃないとだめなのかなー。
そうそう、あとサフラン入れるの忘れたの。私はサフランは色をつけるためのものだと思ってたんだけど、ダビッドに言わせると味があるんだそう。研究してみますー。