Sunday, November 29, 2009

Istanbul

ここからはイスタンブールの写真です。ホテルはついていましたが、4泊フリーだったので自由に好きな美術館や建物を見てくる事ができました。

始めは数あるイスタンブールのモスクの中で一番美しいと言われている「ブルーモスク」




お次はその向かい側にある「聖ソフィア大聖堂」別名アヤ・ソフィアです。




下の写真はローマ時代に作られた、貯水槽。
「ブルーモスク」夜のライトアップ
「トプカピ宮殿」
ここで、スルタンとその家来達がオスマン帝国(15~19世紀)を統治をしていました。
宮殿内のタイル装飾が素晴らしかったです。




「ハーレムの中へ・・・」

ここはスルタンの生活の場所からは少し離れた所にあり、彼の妻子が生活をしていた場所です。果たして何人の妻が居たのかは不明ですが、子供が100人以上いたことを考えると・・・想像できますね。スルタンから寵愛を受ける為に、激しい女のバトルがあったのでしょうねぇ。ハーレムの女性達はここから外には出られなかったと言う事ですから、ストレスも溜まったでしょうに・・・。
イスタンブールにはとにかく猫が多い!トルコ人は特に猫を大事にしていて、野良猫にせっせとえさをやっている様子を沢山見かけました。そのせいか、トルコの野良猫はのんびりしていて、人懐っこいのです。
トルコのお菓子達、ピスタチオをどれも使っていて、とてもおいしかったです。
最後は名物、「グランバザール」の前で!

Saturday, November 28, 2009

Cappadocia

さて、遅くなりましたが、やっと写真の整理がつきましたので、いつものように写真と共に今回の旅行を振り返ってみたいと思います。

まずはカッパドキア編。

11月15日マドリッドを発ち、5時間のフライトでカッパドキアへ。スペインとの時差はたったの1時間!今回はパッケージツアーでカッパドキアは全てホテル、食事、バス観光案内付きと言うものだったので、とても楽チンでした。トルコは5時半くらいには日が落ちるので、着いて観光地についた頃にはちょうど日が落ちる時間でした。

カッパドキアは何と言ってもこの奇形な岩山でとても有名な場所です。この「世界遺産」を見に世界中から観光客がやってきます。穴が開いているように見えるのは、昔、そこに人が穴を掘って住んでいたからです。まるで岩のアパートです。歩いて、穴の中を見て回る事ができますが、思った以上に奥行きがあって、洞窟の家のように住もうと思えば今でも住める空間でした。

この景色、宮崎駿さんのアニメの世界に見えませんか?
洞窟の中には、家だけではなく沢山の教会が点在しています。外から見ると、中の様子が全然想像できませんが・・・・
この教会の内部はこのように、普通の教会と変わりません。それにしても、この教会が建てられたのは「3世紀頃・・・」こんなに鮮明に壁画が残っていると言うのは奇跡なんじゃないでしょうか。洞窟の教会へは光があまり入らないため、ここまで保存状態が良いのだそうです。

下の写真は、他の教会の内部。これも、また別の教会。

カッパドキアでは、世界遺産めぐりの他に、トルコと言えば!!の「トルコ絨毯」の工場見学にも行きました。

トルコに行って驚かされたのは、トルコ人の語学力!!皆さん、商売の為ですが、英語はもちろん、スペイン語、フランス語、ドイツ語、・・・・そして日本語までペーらぺらしゃべる人がそこらじゅうに居るということです。今回のツアーの現地ガイドさんはトルコ人でしたが、感心する程のスペイン語力でした。それでも、スペインに行った事は観光で一度だけ、語学は旅行で来るスペイン人と話しながら覚えた!!というではないですか。すごく耳がいいんでしょうね。
絨毯工場では、実際に作成中作成中の現場や、蚕からシルクの糸になっていく過程や、糸を染める作業を見せてもらったりととても興味深く見学する事ができました。
見学の後は、もちろん絨毯をばしばし売りつけられるわけですが・・・
座っているのは、全て一緒に行ったスペイン人のグループ。そして次々に新しい絨毯を見せて売りつけているのはトルコ人。結局、私も日本語ぺらぺらのトルコ人セールスマンにしつこく話しかけられましたが、「お金ありましぇーん。そんな絨毯おくばしょありましぇーん」の一点張りで見事に断りましたー。トルコ人の売り方は、ちょっと押し売りみたいで・・・慣れないとしんどいかも。
この日の夜は、この劇場でトルコの伝統舞踏を鑑賞しました。ダンスの後は、トルコ名物アップルティーとシナモンティーが振舞われ、どっぷりとトルコに浸ったのでしたー。
まだまだ続きます、次の日も世界遺産観光!!
こんな感じで、洞窟を見て回れます。
ある、お土産やさんの前にトルコの御守りが沢山飾ってある木がありました。青い目の形をしていて、魔除けの役割を果たすのだとか。玄関付近に飾ってある建物が多かったです。
この洞窟の写真は、「大地下都市」の様子です。カッパドキアで奇岩の次に有名なのは、1965年に発見された、この地下にある巨大迷路のような都市です。キリスト教徒たちが、ペルシャやイスラム勢力から身を隠す為に一時的にこのような地下都市に住んでいたと考えられています。私たちもその地下都市の1つを見学してきたのですが、その大きさに驚かされます。行けども行けども、奥に向かっているのです。それでも、これは小さい方だとガイドさんに教えられました。大きいものだと、15階建くらいになっていて、3万人もの人が住んでいたと言う事です。




不思議の国に来てしまったような・・・カッパドキアは本当にそんな場所でした。奇岩のアパートを見て、バルセロナのガウディーが建築した公園や建物を少し連想させました。彼も、カッパドキアのこの自然の驚異に影響を受けたのでしょうか?

Monday, November 23, 2009

行ってきました、トルコ!!

11月15日から22日まで7泊の待ちに待ったトルコ旅行へと行って参りましたっ!!
カッパドキアに3泊、そしてイスタンブールに4泊の旅、目にするもの全てが美しく・・・、もうトルコにどっぶりと恋してしまいましたよ。カッパドキアの不思議な岩山・・・そこに穴を掘って人が住んでいたと言うのですから、人間のやる事は面白いなぁと感心してしまいます。

これから徐々に写真を整理してアップしていきますので、お楽しみにー!



Thursday, November 12, 2009

最高のコンサート

昨日実は「坂本龍一」のコンサートに行ってきました。現在ヨーロッパツアー中で、昨日マドリッドで公演したんです。まさか、スペインで彼の生演奏が聞けるなんて!!感激でした。
先週、日本語の生徒からこの情報をもらい焦ってチケットを購入したのですが、もう残りのチケットが数枚しかなく・・・・一番後ろの席でした。それでも、坂本ワールドにぐいぐいと引き込まれていきました。もちろん、当日は満席。坂本龍一の世界での知名度の高さを実感しました。
素晴らしい音楽を生み出しているだけでなく、彼は「More tree」というプロジェクトを立ち上げ、地球温暖化防止や森林再生も訴えています。彼のコンサートのチケットやCDには「カーボンオフセット(日常生活で排出される二酸化炭素をできるだけ削減し、森林保護や植林をして排出されてしまったCO2をオフセットする事業)」の料金が含まれているとか。又、彼のコンサートに来るお客さんには公共の交通を使うようにアピールしたり・・・・と色々な活動をされていて、ますます「坂本龍一」というアーティストが好きになりました。


こちらのビデオは今回のツアーPlaying the Pianoの東京公演の様子


コンサートでは、Last Emperorや、Merry Christmas Mr. Lawrence等有名な曲を20曲くらい弾きました。最後は大喝采で4回もアンコールに答えていました。

日曜から、一週間トルコへ旅行へ行ってきます!カッパドキアとイスタンブールです。
また、帰ってきたらトルコ旅行についてアップしたいと思いますー。

Monday, November 2, 2009

最近のマイブーム

マドリッドは最近また気持ち良い秋晴れが戻ってきて、気分が良いです。
そうは言っても朝晩は冷えるので、この気温の変化で風邪引きさんが急増しております。私も先々週かな?風邪で一週間近くやられていました。熱はたいして上がらず、いやーな鼻かぜが長引くタイプです。姉によると、冷え性の人はこういう長引くタイプの風邪を引く事が多いらしいです。ダビのように、平熱が37度あるような体がぽかぽかしているタイプの人は、すぐ熱が出て回復するようですが・・・
やっぱ、冷え性は万病の元ですね。毎日軽くでも体を動かして、健康的な食生活をする事が第一!

さて、最近の私たちのブームは「山登り」です。去年、車を持っている友達が一度連れて行ってくれたっきり、行っていなかったのですが、よくよく調べるとマドリッド市内からバスや列車で気軽に山登り地点まで行けると言う事がわかりました。
今回は友達カップルと一緒に計4時間のコース。頂上からの景色は絶景でしたー。
ようこちゃんの彼フェルナンドは山登りのプロ!色んなコースを知っていて、ダビッドと二人ですたすたと歩くのが早い事!!私とようこちゃんは後ろからゆっくりと・・・
最近運動不足なので、息がハアハア上がってしまいました。
山の頂上は岩だらけ。日本の山とは全然タイプが違いますよねー。
皆マイナスイオンをたっぷり浴びて、良い空気を胸いっぱい吸って帰ってきましたー。
帰りはこの登山列車で山の麓まで。ガタンゴトンとかわいい列車なのですが、途中で壊れて止ったりして・・・・ちょっと冷や汗ものでした。