リアル「アニマルプラネット」な日々

メンフィスに来て、「車社会」と「ファーストフード」にうんざりしていたこの頃、「ひぇっ！！」と声が出るくらいびっくりしたアニマルな事件を紹介します。

①ディスカバリーチャンネルのアニマルプラネット状態
先週、ダビとウォーキングでもしに行こうとメモリアルパークを散歩しました。
その途中、「キャン、キャン」と子犬のような声がするので振り返ると、キツネが！？
北海道では何度か見ましたが、まさかメンフィスのこんな近所にキツネが出没するとはねー。
思わず「るーるるるる・・・」と言ってみましたが、近寄ってくる事も無く、一目散に逃げていきました。

②同じく、公園で「こんな所で、キツネを見るとはねー」と興奮しながら話していると、
小鳥達がいつもの「ピーチク、パーチク」ではなく、攻撃的な「キー、キー」と言う音を出しながら、木の下に居る何かを狙って攻撃しているではありませんか。
なんぞや？と思い駆け寄ってみるとその木の下には鷲と言うんですかね、鷹と言うんですかね、イーグルですよ、イーグルがリスを捕まえた所でした。

私達も一瞬「りすさん、かわいそう・・・」と思いましたが、これも自然の連鎖。イーグルさんだって、食べていかないと生きていけない。自然の厳しい現実です。私達はその光景を遠くからただ見守る事にしました。大きな手でリスをわしづかみにして、リスが大人しくなるのをじっと待っているイーグルさん。それを興味深い事に、小鳥達が「仲間を放せ～～！！」と言わんばかりに木の上から攻撃していたんですよ。りすと小鳥の友情が泣けました。

③最近は天気がちょっと崩れているメンフィスですが、雨が降っていなければ毎日元気良くウォーキングに行く私。近所をグルグルしているだけですが、近くに豪邸が立ち並ぶエリアがあるので、「あーこんな家がほしいなぁー」なんて夢見ながら歩いています。と、ぼーっとしていると車に轢かれたリスや小鳥の可哀想な死骸があったりしてギョッとします。

この前は、あの良く動物園にいるスカンクのようなアニマルが道に横たわっていました・・・・ほんと人間代表として申し訳なく思って見入っていたら、そのすぐ横にあった木の棒（そう思っていた）がジャンプしたではありませんかー！！ぎゃーーーー

良く見ると、へびでした。たぶん私があんまりドスンドスン歩くものだから、その振動に驚いて蛇のほうから逃げようとしたんだと思いますが・・・・・顔真っ青な体験でした。

蛇が道端に居るなんてーーー。

そういや、メンフィス友達の家にも最近でっかい蛇が侵入してきたと言っていたし・・・・ あーおそろしや、おそろしやー。

④こうやって、へびさんに驚かされましたが、懲りずに週末になれば州立公園なんかに出かけて自ら自然を求めに行く私達。先週末はずっと行ってみたかったShelby Forestへ。Forestという名前から分かるように森、森、森！！マイナスイオンがびんびん出ていました。私達はハイキングコースへ。虫全般が嫌いな私は虫除けスプレーを体中に振りかけて挑みましたが、それでも森にいる蚊に効力はあまり無いのか、２つ刺されました。そして「かゆーい、かゆーい、早く帰ろうよー」と弱音を吐く私をよそに、ダビは「僕は虫に強いからねー。一つも刺されてないよー」なんて余裕。次の日、朝起きてみるとダビの体に異変が！！昨日一つも無かった虫刺さされが、体中に１５個以上も現れたんです。もう痒さも半端じゃないし、色白の肌に真っ赤に腫れた虫刺されは痛々しく・・・さすがに昨日の余裕は何だったんだ！！と笑いそうでしたが、ちょっとかわいそうでした。虫刺され、一日経ってから症状が現れる人なんて初めてですよ。ちょっと、当分ハイキングはいいかなぁと思ってしまった私達です。